先週末から今週と小学生の試合、選手をみる機会があった。
あらためて感じる子供たちの「輝き」、「可能性」。
現実と理想・夢。彼らは現時点で、日本を代表する選手でもなければ、注目される選手でもないかもしれないが、その目の、その表情の「輝き」、時折みせる素晴らしいプレー。やはり全ての子供たちは「可能性」を持っている。
我々、大人は目の前で起こる現実だけを見がちになるのだが、その選手の持っている「輝き」や「可能性」をいかに伸ばしてあげれるのか。
勝つだけに拘り結果を出すことは、今の時点で良いといわれる選手が集まり、試合を観れる指導者がいればできるのだろう。
この年代で大事なことは?一人一人の選手としての将来は?といつも考える。
私は時に選手たちが思わぬプレーをすることを期待する。
これは選手に、指導者が理想とするプレーの全てを求めてしまうとその指導者のイメージと違う”思わぬプレー”は生まれないのではないか。その子の”個性”は形成されないのではないか。と考える。
やはり、育成年代のこの時期、私たちが伝え、身につけさせるべきもの、私たちが”我慢”して発揮させるべき場面を見極めてやることが大事なのであろう。
選手の成長を促すための厳しさ、選手が自分で判断しチャレンジできる場面を与えること。
小学生の選手を見て、楽しみと自分自身の課題が増えた。
今の現実だけではなく、子供たちはその目の、その表情の輝きを失わず、「可能性」を持った”将来”にもっとチャレンジしてほしい。
じっくり見極めていこう。